
Netflixで韓ドラを観ています。
先日見終わった「ナビレラ」のことを書いてしまおうと思います。4年程前に放送されたドラマなので、今更かな?と迷ったのですが、とても良かったのでご紹介させていただきます。
- ナビレラを観ていて、共感したい方
- コレからナビレラを観ようか迷っている方
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2021年3月〜4月放送 全12話
ナビレラとは、韓国語で「蝶のように舞う」という意味。
脚本:イ・ウンミ
演出:ハン・ドンファ

web漫画が原作なんだね
登場人物
・ ドクチュル(パク・イナン) 70歳 郵便配達員を定年退職
家族のために一生懸命働いてきたが、定年し、小さい頃に夢見たバレエを習い始める。
・ チェロク(ソン・ガン) 23歳 バレエダンサー
母を亡くし、父親とも離れて暮らす。バイトをしながら、バレエダンサーとしての稽古に励んでいる。
この2人の主役を中心に物語が展開していきます。
70歳と23歳という歳の差の2人が、ぶつかり合い、支え合いながら夢に向かって努力する姿が描かれます。

・ へナム(ナ・ムニ) ドクチュルの妻 夫のよき理解者
・ ウノ (ホン・スンヒ) ドクチュルの孫娘 就活に挫折
・ スンジュ(キム・テフン) チェロクのバレエの師匠 元バレエダンサー
・ ムヨン(チョ・ソンハ) チェロクの父
・ ソンサン(チョン・ヘギュン) ドクチュルの長男 大企業に勤務
・ ソンスク(キム・スジン) ドクチュルの長女 不動産屋
・ スングァン(チョ・ボクレ) ドクチュルの末っ子 元医者
ドクチュルの家族は、妻と子供が3人、孫が1人。
みんな割と近くに住んでいて、何かあれば集まるいい関係。
見どころ
わたしのおすすめポイントです!

1、おじいちゃん(ハラボジ)のひたむきさ
家族に反対されながら始めたバレエに、真剣に向き合う姿にグッときます。心の強さと明るさがあります。
バレエを習いたい、舞台に立ってみたい、何度も挫折を味わいながらも、また向かっていく諦めない強さ。年齢的に難しくても、自分で自分を励ましながら向き合います。
自分を卑下したり、卑屈になったりすることがないのも素敵。
そして、にっこり笑って軽口をたたく姿が何ともキュート!
おそらく実年齢からして、バレエのポーズを取ったりするのは大変だったと思われますが、本当に頑張っていらっしゃいます。
バレエのレッスンで、指先や足先に神経を集中させ、ひとつひとつのポーズを、ゆっくり丁寧に完成させていく姿勢、もう本当に、心から応援したくなります。

2、チェロクの美しさ
185cmの長身に、ガッチリついた筋肉、白い肌、すっきりした目元、う、美しい〜!少女漫画の王子様的綺麗さです。
このチェロク役のために、半年前からバレエレッスンを始めたらしいです。もちろん、プロのダンサーさんが代役として踊っている場面も多いと思います。でも、全身映ったダンスシーンは、ソン・ガン氏本人と思われます。半年のレッスンで、あそこまでもってくるとは流石です。
彼の肉体美、キリリと整った顔を見るだけでも価値がありますが、美しいダンスシーンも必見です。

3、おじいちゃん(ハラボジ)の言葉
自分自身を励ます言葉、チェロクを元気付けるために掛ける言葉、周りで行き詰まっている若者に掛ける言葉・・・
色々な場面で、おじいさんが発するセリフが胸に突き刺さります。さすが年の功、この年齢だからこそ言えるし、重みがある言葉たち。こんなことを言える大人になりたいものです。

私も励まされたい!
4、チェロクとおじいちゃんの友情
韓ドラを観ていると思いますが、韓国では年齢が自分より上か下かがとても重要なようです。
年上の方には、きちんと敬語を使い、飲食のマナーなども存在します。
そんな中でチェロクとおじいちゃんが、とてもいい関係を築いていくのが見ものです。
これは、先生と生徒というだけでなく、ダンサーとマネージャーという逆の関係もあったからこそと感じました。そして何といっても、共通の目標”バレエ”に取り憑かれた者同士、分かり合えたんだと思います。

23歳のチェロクと70歳のドクチュルが、嫌味を言ったり言われたり、励ましあったり。シーンごとに立場が逆転していくのも面白い見どころです。
空港で見送るシーン、そしてラストも良かった〜!
おわりに
とにかく、ソン・ガン演じるチェロクの美しさを見るだけでも価値があります!
そしてそれ以上に、感情が揺さぶられ、涙が出るシーンがたくさんあるお勧めのドラマです。
韓ドラに多い、複数のストーリーが同時進行して絡み合い、場面が急に変わる、というようなことがほとんどなく、割とシンプルな物語です。韓ドラ初心者にも、とってもおすすめです。
- ほっこりして泣ける韓ドラを探している方
- ミドル・シニア世代の方
- 韓ドラ初心者の方
もっともっと韓ドラを楽しみましょう!