
9月から観始めた韓ドラ「ウンジュンとサンヨン」、ついに観終わりました〜!
トッケビで瑞々しい演技をみせてくれたキム・ゴウンと、財閥家の末息子などに出演しているらしい(未視聴)パク・ジヒョンのダブル主演のドラマ。
韓ドラにしては、そのままシンプルなタイトルも、興味をそそります。
一言でまとめると、壮絶な女子の友情物語、といったところでしょうか。いやはや壮絶がすぎました。
なるべくネタバレしないように、私なりのレヴューをまとめてみたいと思います。
設定
ジャンル :ヒューマンドラマ
脚本 :ソン・へジン
演出監督 :チョ・ヨンミン
Netflix 2025年9月12日〜配信 全15話

登場人物
・リュ・ウンジュン役 キム・ゴウン
少女時代は、家が貧しいことへの劣等感があるが、母親を愛し、明るく聡明で、自分の意思を貫く強 さがある女性に成長。
・チョン・サンヨン役 パク・ジヒョン ウンジュンの幼馴染
お金持ちで頭が良く、美人。素直に甘えられない気難しい性格のため、母親とも衝突する。
・キム・サンハク役 キム・ゴヌ ウンジュンの彼
大学時代に知り合って、ウンジュンと付き合うことになる。優しくて、正直すぎる。
・ユン・ヒョンスク役 ソ・ジョンヨン サンヨンの母
学校の先生。世間の目を気にする部分があり、自分の子供への愛情表現に乏しい。
・チャン・スニョン役 チャン・へジン ウンジュンの母
明るく、前向き、お料理上手なTHE韓国のお母さん。いつも温かく見守っている。
・チョン・サンハク役 キム・ジェウォン サンヨンの兄
成績優秀で、物腰が柔らかく、穏やか。少し影のある微笑みが気になる。

ドラマ脚本家の女性が、幼馴染の友について文章を綴っていくところから物語が始まります。
回想シーンとして、2人の出会いや日常の出来事などが映し出されていくパターン。
そして2人は成長し・・・という流れで現在のシーンにつながります。
見どころ

私のおすすめポイントです!
子役の演技
色々なドラマで、主人公などの子供時代を演じる子役が登場しますが、いつも感心するのは、子役がちゃんと似ていること。ちゃんと特徴を掴んでいて、納得。よく探したな〜と思います。
こちらのドラマの子役の女の子たちも、かなり似ている子が演っていました。そして、この子たち、演技が上手!

少女の頃の真っ直ぐな正義感、ずるさ、弱さ・・・子どもの頃ってあんな風に言っちゃうよね、なんて共感する場面が山盛り。その後も長く関わっていくことになる2人の関係性が、序盤の子供時代の演出でしっかり表現されていました。
友達という存在について
小さい頃、家が近所で同じ学校に通っていた友達とは、成長に伴い疎遠になることが多いもの。
ウンジュンとサンヨンは、すれ違いながらも、また出会うを繰り返します。
そんなことある?!的な、偶然も多々ありますが、まードラマですからね、と広い心で受け止めましょう。
友達になる理由って何だろう、と考えてみると、
・好きなものが同じだったり、物事の感じ方が似ていたりする共感タイプ
・その子の〇〇が好き、又はその子自体が好ましい、などの憧れタイプ
・一緒にいると何だか楽ちん、気を使わなくて済む癒されタイプ
・気づいたら一緒に学校通ってて仲良かった的なご近所タイプ
ざっと考えてこんな感じでしょうか。

ウンジュンとサンヨンの場合は、憧れタイプだと思われます。どちらかというと、ウンジュンの方がサンヨンの家や家族に憧れていました。わかる〜!私も子どもの頃、友達の家を羨ましく思うことがたくさんありました。どうしてウチはこうなんだろう、とかね。成長するにつれ、受け入れていくものですが、子ども時代は子どもなりに、アレコレ考えるものなんです。
とにかく、この2人の腐れ縁のような関係性がこのドラマのキモです。
思い切りぶつかり合って、心の内側をさらけ出し、お互い理解し合えたら最高ですね。
終盤の展開
ネタバレなしで、レビューするように頑張っているので、詳細は言えませんが。
んー、そうなったら、こうなるしかないよね、と思いつつ観ていました。
途中の説明が割とあっさりしていて、一瞬置いてきぼりになりますが。
最後のクライマックスに向けて、盛り上がっていきます。

展開的には、賛否両論あると思われますが、とにかく、ウンジュンを求め続けるサンヨンの幼い子どものような眼差しが切ない!
ティッシュを用意してご覧ください。
おわりに
キム・ゴウンの安定の演技と、パク・ジヒョンの透明感溢れる存在感が、とても良かったです。
繊細な心の機微を丁寧に表現されていて、韓ドラらしさ満点でした。
- 泣けるドラマをお探しの方
- キム・ゴウンとパク・ジヒョンの熱演が観たい方
- 友情に関するドラマが好きな方


