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無垢の床にしてよかった?!経年変化後の今思うこと

和室の畳を除いて、我が家の床はフローリングです。

洗面所とトイレ以外、無塗装の無垢材を張っています。

18年が経過し、新築当時からだいぶ雰囲気が変わりましたが、無垢の床にしてよかったと思っています。

現在の床の画像とともに、フローリングについて書いてみたいと思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • 無垢材の床を検討中の方
  • 年数が経った無垢の床について知りたい方
  • 経年変化後のフローリングを見たい方

無垢材って?

無垢材というのは、一本の木から作られた天然の木材です。複数の木片を貼り合わせたりした合板や集成材とは異なります。

特徴(実感込み)

香り

ほんのり木の香りがします。床に寝っ転がると感じます。

手触り

触れると、表面はすーっとなめらかで柔らかく、木の温かみが手や足に伝わってきます。

素足で歩きたくなります。

木目

自然のままの木目が楽しめます。木の種類により色合いや木目、節の入り方なども違います。

ぼーっと木目の様子を観察してしまいます。

湿度調整

湿気を吸ったり、吐いたりしてくれるので、室内の湿度を調整します。

環境の変化が激しいと、反りや割れが入ることもあるそうです。

室内に干した洗濯物も、よく乾きます。

耐久性

強度があり、長持ちすると言われています。

傷がつきやすい

木材の種類にもよりますが、傷がつきやすいことがあります。

はい、傷はたくさんついています。

経年変化

色合いや風合いが変わります。メリットと感じるか、そうでないかは人によります。

年数が経つにつれて、やや濃いめの色味になってきたかな、と感じます。

そして、どんどん表面がつるつると滑らかになってきています。気持ちがいいです。

水に弱い

水や飲み物などをこぼしたりして濡れると、シミになることがあります。

我が家は、ワックスなども当初は使いませんでしたので、シミがたくさんあります。

窓から入り込んだ雨、こぼした飲み物、猫のゲロなど・・・・

最初からもっと対策をしていれば、と思います。

我が家のフローリング

3種類の木材を使いました。

チーク

リビングダイニングは、チークの無垢材を使っています。

チーク材は、油分を多く含み滑らかな質感が特徴です。加工性・耐久性に優れており、人気の木材。

施工直後は、黄色を帯びた茶褐色でしたが、経年変化で飴色を帯びてきます。

リビングの床(チーク)

我が家は、無塗装のままワックスなども塗らずに長年そのまま使用してきました。少しづつ水跡などが気になり始めたため、蜜蝋系ワックスでお手入れするようになりました。

キッチンの床(チーク)水のシミや汚れがたくさんあります。

シミや汚れ、多少の傷はありますが、油分をたっぷり含むチークの質感がツヤツヤと輝いています。

素足で歩くと、しっとりとした木肌が本当に心地いいです。

メープル

ユーティリティや廊下など(メープル)

メープルは、廊下やユーティリティスペースなどに使いました。

こちらの特徴は、なんといっても白みがかった木目の美しさです。きめ細かい光沢があり、清潔感があります。部屋の印象が明るめになるので、とても気に入っています。

硬い広葉樹の中でも強度があり、傷に強いと言われるメープル材ですが、それなりに傷はついています。

メープルに含まれるカテキンが、酸化してタンニンに変化し、色素沈着するとのこと。それで少しづつ茶色みが強くなっていくそうです。

実際、タンニンと思われる茶色い模様がはっきり出ている箇所もあります。日差しがよく入る場所のため、紫外線の影響でしょうか。何だか、人間のお肌と同じですね・・・。色白の肌ほど、紫外線に弱い、ということですね。

日光があまり当たらない場所に使ったり、日差しを防いだりするのがお勧めです。

ヒノキ

檜は、個室の床に使いました。はっきりした理由はありませんが、材木屋さんに勧められて決めました。

こちらの特徴は、香りと柔らかな肌触りです。肌で触るとさらりと温かみのある質感です。

色味は、ピンクから白色がかった薄いベージュのような明るい色。強度もあり、歴史ある様々な建築にも使われています。抗菌作用もあります。

子供部屋(ヒノキ)

個室には、経費削減のため、節があるヒノキ材をを使いました。色味が明るいので、軽やかな雰囲気になります。

子供部屋(ヒノキ)

かなり傷や汚れがあります。こちらは一度もワックス等塗ったことがなく、本当に無塗装そのままで、木の質感を楽しんでおります。いい味でています。

お手入れ

我が家が実際にやっている二つのお手入れ方法をご紹介します。

ワックスを塗る

数年に一度ですが、こちらの蜜蝋ワックスを使っています。

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蜜蝋が原料で、安全なことが選んだ理由です。

乾いた布に少量とり、床に塗ります。軽い力で薄く塗り広げていきます。あまり力を入れすぎないのがコツです。

これをやると、ツヤが出ます。軽い汚れや薄いシミならば気にならなくなります。

蜜蝋が原料のため、ニオイもあまり気になりません。

ただ、木材の色味が濃くなります。これだけは避けられません。

元々濃いめの茶系であるチークは、赤みを帯びたような濃いめの茶色になってしまいます。時間とともに落ち着きますが、私は濃いめの色合いがあまり好きではなく、それがワックスをあまり塗らない理由になっています。

水拭き

液体をこぼしたり、猫がゲロを吐いたりした時は、とにかく急いで拭きます!

タオルを水で濡らし、絞って使います。まず、液体を拭き取り、一度水分多めのタオルで拭き、その後固く絞ったタオルで拭きあげます。

できるだけ急いで拭き取る!これにつきます

シンプル!

もっといいお手入れ方法があるのでしょうが、我が家はこれでやってきました。自然のままの無垢材が気持ち良すぎて、あまり色々やりたくなかったんです。

もっと年数が経ち、よっぽど汚れた時には、無垢板の研磨再生などもありだな、と思っています。

無垢材フローリングにして良かったこと

1、質感が良い

まずはこれ!触れたときのすべすべした手触り。ホッとするような、温かみ。自然からやってきた木のオーラのようなものが滲み出ている気がします。

触れるたび、少し贅沢な気持ちになります。

2、経年変化が楽しめる

色合いや質感が、どんどん変化していく様子が楽しいです。

汚れも傷も何だか愛しい、この床を暮らしながら育ててきたような、そんな気持ちです。

年数が経つほど、愛着が湧いてきます。

デメリット

汚れや傷

やはり、汚れや傷がつきやすいです。

どうしても汚れるのが嫌な方には、向いていない素材かもしれません。

お手入れ方法や汚れやすいところには敷物を敷くなど、対策は取れると思います。

値段

集成材などより、多少値段が高いです。

まとめ

無垢フローリングがおすすめな方
  • 木の温もりが好きな方
  • 経年変化や傷などを楽しみたい方
  • ナチュラルな雰囲気の空間が好きな方

うちは、温かみのある木の質感が好きだったので、無垢材を使うことを夫婦で相談して決めました。

年数が経過した今も、いい選択だった!と思います。

多少手間はかかりますが、満足感は大きいと思いますので、迷われてる方にはおすすめします!

以上 我が家の無垢材フローリングについて でした。

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