
場所を取り、無くしていいものに挙げられがちなソファ。
我が家は転勤で家を貸すときに、以前使用していたものは処分しました。家に戻ってしばらくは、ソファのない暮らしをしていました。何度も家族で話し合い、選んだデイベッドの話です。
- ソファの購入を迷っている方
- どんなソファがあるか知りたい方
- デイベッドを検討されている方
ちなみに、ソファ(語尾を伸ばさない)とソファー(伸ばす)と2通りの言い方があり、調べたところどちらでもいいようです。このブログでは、ソファと表現します。
購入したデイベッド
我が家が購入したのは、こちらのデイベッド。


どうしてこれを選ぶことにしたのか、説明していきます。
以前使っていたソファ
ソファベッドにもなるIKEAのソファを使っていました。実店舗で、あれこれ試して座り心地がいいと感じたものを選びました。

今は廃盤になってしまったようです。
- ベッドになる
- 足を伸ばして座れる部分がある
- 3〜4人座れる
- 座り心地が良い
- 場所をとる
- 圧迫感がある

大きさ以外に不満はなかったってことね
ソファのない暮らし
しばらくリビングにソファがない生活をしてみました。
くつろぐ時は、フローリングの床に直接座ることになります。クッションなどを敷いて壁に寄りかかって座ったり、ヨガマットの上に座ったり、色々試しました。少しの間はいいのですが、しばらく経つとどうしても腰やお尻が痛くなってしまいます。結局ダイニングテーブルの椅子に座ることが増えました。せっかくのリビング空間が、うまく使えてない感覚がありました。
ただ、リビングはとても広く見えました。壁や床が端まで見えて、スッキリ感この上ない。掃除も楽でした。
- 部屋が広く見える
- 掃除が楽
- 床に座ると腰やお尻が痛い
- リビングの空間を生かせてない
買うか買わないか
このままソファのない暮らしもいいのではないか?とも思いました。これから持ち物を少しづつ整理していこうと思っている私たち。特に大物は、慎重に検討したいところです。
それでも、ゆったり座ってくつろぎたい。ゴロリと横になりたい。TVやNetflixをくつろいで観たい。という気持ちが勝ち、ソファを探すことになりました。
どんなソファが欲しいか
欲しいのは、ゆったり座ってくつろげるソファです。
- 3人くらいは座れるサイズ
- ちょっと横にもなれるタイプ
- なるべく圧迫感の少ないスッキリとしたデザイン
- 掃除がしやすいよう脚がついたもの
- 猫の爪に強い生地で色は白〜グレー系
- カバーが洗える
- 予算は20〜50万円くらい?
- なるべくリセールバリューが高いもの
ネットや家具屋でソファを探す日々が始まりました。
候補に上がったソファ
CARL HANSEN&SON(カール・ハンセン&サン)CH163
結婚時に購入してから、ハンスJウェグナーのYチェアを使用している我が家。雰囲気を統一するために、彼がデザインしたソファも検討してみました。

モダンでスッキリとした印象。圧迫感がなく、計算された脚の形など細部まで美しいです。ステキ!と思いましたが、価格面ですぐに諦めました。我が家には高級すぎます。一応記録として載せました。

最終候補に残った2つを紹介するにゃ!
MARENCO
憧れのソファ。愛らしいデザインに、ふんわりした座面、ほっこり過ぎず尖り過ぎずのちょうど良さ。部屋に置いたらインテリアの格が上がるような気がする家具。長く愛用されている方も多く、座り心地はお墨付き。

3人掛けは、幅サイズオーバー&予算オーバーでしたので、2人掛けを検討しました。
近所に実物を置いているショップがなく、少し遠くのお店まで出掛けていき、座り心地も確かめました。少しどっしりしたデザインのため、存在感はあります。ふんわりした見た目の割に、座り心地はしっかりめ。モジュールで追加ができ、選べるカバーはお手入れ可能。予算は少しオーバー。納期は約1ヶ月半先。私のイチオシでした。
しかし、夫はデザインが好みでは無い、とバッサリ。もこもこしたデザインが、どうしても好きになれないと言いました。それで結局、泣く泣く諦めました。涙
NOYES Decibel Standard

スッキリとしたデザインで、生地はもちろん 脚の素材や座り心地まで選択できるというソファ。
スチールの脚を選択すると、洗練された雰囲気が加わります。この辺りから、スチール脚がいいのでは?と思い始めました。
木を前面に出した我が家は、梁や柱が剥き出し、2階リビングの天井も板張り、そしてフローリングと木だらけです。そこに木製の家具ばかりですと、ややくどく感じていたのです。
そして、スチール脚の黒っぽい色は、空間にメリハリを与えてくれます。
こちらのソファは、ショップで実物を見ることができました。ただ、背もたれ部分が低い、というところで引っかかってしまい、決めかねていました。
デイベットという選択肢
あれこれ探すうちに、ヒットしたのがデイベッド。
ソファとしてもベッドとしても使用できる、両方の機能を揃えた家具。
ソファベッドよりも、もう少しベッド寄りなシンプルなデザインが多い印象。
ゆったり座れてゴロリと横になれる、シンプルなデザインのもの、という我が家のキーワードに合致しました。
デイベッドは、マットレスに脚がついたようなデザインがほとんどです。部屋の凹み部分にデイベッドを置き、おこもり気分に浸るという仕掛けのインテリアも見かけます。
背もたれが、自立するタイプのクッションとして選べるタイプもあります。
ついに購入
いくつか比較検討しましたが、デザインやサイズ、価格などでこれなら、と思ったのが
「SongDream」というブランドの”Angelo”というデイベット。

サイズや価格、カバー生地の種類などを検討し、ショップまで実物を見に行きました。
ベッドでもあるため、座り心地はやや硬めです。私には座面が広すぎますが、背クッションは動かせるので、調整できそうです。究極にスッキリとしたデザインですが、脚のデザインが洗練されています。

背クッションは、下部に重みがあり自立します。簡単には倒れなさそう。
カバーはお手入れ可能で、選択可能な生地はたくさんあり、猫が引っかきにくい素材もあるとのこと。希望のサイズとカバーに在庫があれば、1週間程度で配達可能とのことでした。
というわけで、夫婦2人とも気に入ったこちらを購入しました。
我が家に届いたデイベッド
こちらです!

奥行きがあるのですが、思ったほど圧迫感がありません。脚部のデザインによる浮遊感が効いています。猫も気に入ったようです。
- リビングにゆったり座れる場所が増えた
- いつでもゴロリと横になれる
- いざという時はベッドになる
- デザインがよく気分がいい
ビロードのような織り目の詰まった生地を選んだので、猫の爪は引っかかりません。薄いグレーのカバーと脚部の黒がスッキリとした雰囲気です。背クッションは二つですが、手持ちのクッションをいくつも並べて、座り加減を調整しています。子どもたちが来たとき、3人同時に座れ、2人並んで横になれました。
いつでもゴロリと横になれるため、夫は大抵そのまま寝入ってしまいます。

予想通りだね!
昔、大好きなキョンキョンが雑誌のananのエッセイで、”ソファでするうたた寝の、何と幸せで気持ちの良いことか”というようなことを書かれていたのを思い出します。
ゴロリとしてしまうから、ソファは嫌いと思った時期もありましたが、

今は、まあいっか〜となりました
以上 我が家のソファ選びの話でした。