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少ない服は正義か?「服を買うなら捨てなさい」本棚の古い本を読んでみる

本棚に並んだままだった本を、もう一度読んでみる、という個人的活動をしています。(大げさ)

久しぶりに読む本は、以前読んだときと比べてどうなのか、

感じたことを綴ってみたいと思います。

我が家の本棚

本があまりたくさんない我が家の本棚。引越しの度に処分したのと、普段からなるべく増やさないようにしてきた成果です。

natsu
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でも、本は大好き!

図書館もよく利用します。

それでも、うちの本棚には数十冊ほどの本が並んでいます。

図書館があるのに、どんな時に本が買いたくなるのか、買ったのか、を考えてみました。

図書館で選ぶ本

  • どうしても読みたい本
    • 好きな作家・好きなジャンルの本
    • 調べたいことが書いてある本
  • 何となく借りてみる本
    • タイトルが目についた
    • 本屋さんで以前見かけた
    • 表紙の写真が気になった

購入する本

  • どうしても読みたい本
    • その時話題になっていて、図書館では多数の順番待ち状態の本
    • 何度も繰り返し読むことが予想される本(テキストや手芸・料理本など)
  • 書店で衝動的に欲しくなった本
    • 予定してなかったけど、気づいたら買っていた本
  • 出先などで読むためにその場で選んだ本
    • 移動中や滞在先で読むために買った本

こんなところでしょうか。

うちの本棚の古い本を読む活動

様々な理由で購入に至り、我が家の本棚にやってきた本たち。

何度も読み返すテキスト系の本を除くと、一読後に保管というパターンがほとんどです。

ちょっと可哀想かな。いや、勿体無い?

もちろん、一旦保管後に、もう必要ないと判断して、売ったり処分したりもしています。

そのジャッジを見事乗り越えて、本棚に居続ける本

それを、もう一度読み返してみます。

「服を買うなら、捨てなさい」 地曳いく子著

今回選んだのは、この本。もうじき夏が終わったら、夏物を処分したいな、と考えているからでしょうか。

帯もそのまま保管してあります。林真理子さんが美しい

この本を買った時期

第一刷発行が、2015年3月9日。今から10年前。私は子育てに励んでいた時期です。

増える一方のモノの管理、整理に関することに関心を持ち始めた頃だと思います。

この本を選んだ理由

売れていましたし、世間で話題になっていました。ミニマリストが注目を浴びた年に刊行されていました。

書店で手に取り、パッと買った記憶があります。

帯の言葉、「本当におしゃれな人の服の買い方」にも惹かれました。

当時の感想

バリエーションの呪いイマイチ服のカットなど、激しく納得しました。

単価が高くても、使用回数が多ければ高くはない、という考え方も目からウロコでした。

読後は、あると便利かもしれないから、セールになっているから、などの理由でそれほどときめかない服を買うことが減りました。(しなくなった、と断言できないところが辛い!)

なぜ保管しているのか

どうしてこの本を保管しているんだろう、と考えてみました。

多分、あのときの気づきを忘れたくない

忘れそうになったらまた読み返そう、という気持ちで残してきたんだろうと思います。

再読

久しぶりに、読み返してみました。何度目かの再読でしたので、確認しながら読む感じ。

全174ページ。文字数が少なめで、1時間ほどで読みました。

感想

歯切れの良い文章にスカッとします。

ファッション誌で長年活躍してきた方の、ファッションについての言葉は、強い!

バリエーションを増やそうとするあまり、イマイチ似合ってない服を着ることになり、ダサい人になってしまう。「ダサい」の印象は、「オシャレ」の印象の100倍強い!だったら、似合う服を続けて着た方がいい。

服は少数精鋭で持ち、似合う服を何度でも着て、自分のスタイルを作ろう、というようなことがキッパリと書かれています。”ワンパターンがその人のスタイルになっていく”。

そして、イマイチ服を買わない対策と、それらとお別れする方法も載っています。

この本を読む度に、私のクローゼット、イマイチ服が結構あるかも、と思います。そういえば、こないだ一度着たけど、鏡に映った姿を見て着替えたな、と。今すぐクローゼットに行って、服を処分したくなります

処分対象になる服は、気に入って購入して、今まで何回も着てきた服も入ります。悲しいけれど、年齢とともに似合わなくなってきた服・・・お別れは辛いですが、何回も着たという事実があれば気持ちは軽い。

今50代の私にとって、多過ぎるモノや服は、この先管理が行き届かなくなる可能性があります。これからのためには、数を減らし、増やさない努力が必要。

この辺の感想は、この年齢で読み返したからこそ感じるものでした。

私に似合い、着心地よく、気分が上がる服。クローゼットの中が、そんな服だけになったら、気分がいいだろうな。一気にやるのは難しそうだけど、少しづつ、季節が変わる度に進めていこう、そう思いました。

ただ、似合う似合わないのジャッジが自分だけだと、少々不安です。心配な時は、店員さんや家族に聞いてみようと思います。

              

まとめ

10年前の本ですが、全く色褪せていません。

増え過ぎる服に悩んでいる方には、とってもお勧めです。

おすすめ度

  ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 星5つです!

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感想(12件)

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